弊店の服飾に携わる歴史

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伊藤家の歴史は古く、江戸時代から続いています。伊藤家初代は伊勢の方の出身と聞いております。

伊藤家１１代目曾祖父(伊藤義一)が伊勢で所有していた田地を無くしたため、東京の日本橋にある足袋屋に奉公に行きました。皇族の方の御採寸などもしていたらしいです。その後、豊橋の萱町交差点あたりで開業しました。しかし、西洋化の流れから足袋が下火になったので、洋服を作るようになりました。和服と違って洋服は立体的に作る必要があります。足袋は唯一、和服でも立体的に作られているので、その技術により洋服に転向しました。
１２代目祖父(伊藤正義)はその萱町交差点で洋品店を経営し、ズボンを主に作っていました。ズボンはスーツ屋の下請けなので、販売から全部手がけたいとの思いから、戦前あたりから伊藤ワイシャツ店の開業を考え、戦後すぐに開業したそうです。

１３代目(伊藤卓也)は、大学を卒業し会社員を経て、同業者で修行し、家業に入り、その後「シャツハウスイトウ」に改名しました。

１４代目(伊藤政樹)は、大学を卒業し、研究機関やメーカーで化学分析、研究開発、データ分析等の仕事を経て家業に入り現在修行中です。